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USB起動Acronis True Imageの作成

Acronis True Imageは、 Windowns端末のバックアップソリューションとして注目を浴びていますが、何といってもその最大の特徴はCD起動でネットワークドライブ(Sambaマウントドライブ)や、FTPサーバに直接バックアップが取得できる点だと思います。バックアップ対象システムも、外部メディア起動した場合にはLinuxシステムのバックアップさえ取得できてしまいます。
安価で、高速にバックアップが取得できることから重宝しているこのAcronis True ImageをUSB起動できるように設定し、どんな場所でも簡単にバックアップが取れるようにします。
また、Acronisで取得したバックアップデータは、AcronisをインストールしたWindowsPCでエクスプローラ感覚で操作できるので、お勧めのソフトといえます。

USBメモリ用意


Acronis True Image 11 Home を前提にすると、インストールデータは40MByte弱です。適当なものをご用意ください。

syslinux


syslinuxが正常にインストールされていない場合には起動できません。Windows端末で以下のようにsyslinuxをインストールすることも可能です。
1.syslinuxの取得
The Syslinux Projectからsyslinuxを取得して展開します。
2.syslinuxコマンドの実行(USBドライブがj:の場合)
cd syslinux\win32
syslinux.exe -maf j:

Acronis True Image 11 インストール


Acronis True Image 11 HomeをインストールしたWindowsPCで、Acronisの管理画面を開き、 【ツール】メニューからブータブルメディア作成を開きます。
ようこそ画面
次へをクリックします。
コンポーネントの選択
すべて選択されていることを確認して次へをクリック。
ブータブルメディアのオプション
次へをクリック。
ブータブルメディアの選択
USBメモリのドライブを選択します。(ここから起動CDを作成することもできます。)
ブータブルメディアの作成
実行をクリックするとファイルのコピーが始まります。

以上で作成したUSBがAcronisの起動USBになります。FAT16ですので、2GByte以内であればUSBメモリ内にバックアップデータを保存することも可能です。



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